賃貸住宅に、収納力の高いクローゼットがあるとうれしいですよね。
しかし、ついいろんなものを入れてしまい、雑然と使いにくい状態になってしまうこともあります。
今回は、クローゼットの収納力を十分に発揮させて、使い勝手よく活用できるポイントをご紹介します。
賃貸住宅のクローゼットは収納ゾーンを分けて考える!ポール部とポール下の整理術

賃貸住宅ですっきりした暮らしを実現するために、クローゼットは効率的に使いたいですね。
ポイントはクローゼットをポール上、ポール部、ポール下の3つのゾーンに分けて考え、各所に適した配置で収納することです。
<利用頻度の高い洋服を「ポール部」に!>
クローゼットのメインは、ハンガーをかける「ポール部」です。
出し入れもしやすいポール部には、日常的によく着る洋服で、たたみじわをつけたくないスーツやワンピースなどを中心に収納しましょう。
同じ型のハンガーを使ってかけ、洋服の間に手がすっと入る程度が適切な量の目安です。
洋服は丈の長いものから短いものへ、色のグラデーションも意識して並べると、使い勝手もよくなります。
<たためるものはポール下!>
ハンガーにかけた洋服の裾から床面までの空間「ポール下」も、有効に使いましょう。
ポール下には衣装ケースを利用し、カットソーやニットなど、たたんでも問題がないものを収納します。
たたんだ洋服は巻いて、衣装ケースに立てて並べると、収納の効率性もあがります。
靴下や下着などの小物には高さが18センチほど、カットソーやTシャツ類なら高さ24センチほどの衣装ケースが適しています。
またキャスターの付いた衣装ケースなら、出し入れもしやすいですね。
もしも、ポール下にすき間やデッドスペースができたら、予備のハンガーを箱にいれて置くなどすると、空間を無駄なく使えます。
アイデア次第で収納効率もアップ!賃貸住宅はクローゼットの棚上もフル活用
賃貸住宅の一般的なクローゼットには、ポール上に枕棚が設けられています。
ポール部のハンガーパイプが、おおよそ170センチの高さに設置されているケースが多く、さらに上部となる棚上には、使用頻度が低いものを収納するのがよいでしょう。
棚上に置くのはあまり重量がかからないよう、比較的軽いものを選ぶのがポイント。
たとえば普段使うシーンが少なく、いざというときに着る冠婚葬祭用の衣服や、帽子、バッグ、浴衣などのアイテムです。
たとえばバッグもブックエンドを利用して自立させるなど、アイデア次第で棚上の収納効率もアップします。
整理しやすく、取り出しも容易で、またホコリを避けるためにも、ふたの付いたボックスやバスケットを使いましょう。
ふた付きだと、防虫剤の効きもよいですね。
中身が見えにくいボックスの場合は、ネームタグを付ければ、管理しやすくなりますよ。
まとめ
賃貸住宅のクローゼットを効率的に使える整理法やアイデアをご紹介しました。
さらに、洋服などの購入時には、買い足しよりも、買い替えの意識を持って選ぶと、収納の適正量も維持しやすくなりますよ。
賃貸住宅のクローゼットをフル活用して、ぜひすっきりとスタイリッシュな暮らしを実現させてください。







