ペット不可の賃貸物件でも、交渉次第ではハムスターや爬虫類などの小動物を飼える可能性があります。
しかし、どんな動物でも大家さんからの飼育許可が必要です。
今回は、賃貸物件でペットを飼いたいときの交渉のポイントについてご紹介します。
ペット不可の賃貸物件が多い理由とは?
多くの賃貸物件がペット不可である理由には、次のようなものがあります。
●傷や汚れが残りやすく原状回復が困難
●ニオイや騒音によるトラブル
●他の制約も緩和しなくてはならない
犬や猫がいるお部屋は、ニオイや引っ掻き傷、汚れが発生しやすくなります。
そうすると、退去時の原状回復が困難になり、物件の価値が下がってしまいます。
また、騒音やニオイが原因で、近隣トラブルに発展することも少なくありません。
トラブルになると入居者が減る可能性があるため、なるべく避けたいと考える大家さんも多いようです。
さらに、「ペット可なら楽器の演奏も許可してほしい」と、他の要望が寄せられやすくなることも理由のひとつです。
ペット不可の賃貸物件でも交渉次第でペットが飼える?
ペット不可の賃貸物件でも、次のような交渉をおこなうことで、飼育許可が下りるかもしれません。
●敷金や礼金を多めに払う
●家賃を上乗せする
●ペットの特性やケージで飼えることを説明する
●モラルのある飼い主であることをアピールする
●閑散期の6~8月をねらう
ペット可にするうえでもっともネックなのは、マンションの原状回復が難しいことや資産価値が下がることです。
敷金や礼金を多めに払い、退去時の原状回復の費用を保証しておくことで納得してもらえることがあります。
また、汚れや騒音が発生しにくいと判断されるために、ペットの特性や、モラルのある飼い主であることもアピールしておくと良いでしょう。
さらに、不動産業界の閑散期である6〜8月なら、ペット飼育の相談が比較的とおりやすい傾向にあります。
ペット不可の賃貸物件でも小動物なら飼える?
以下のようなペットの場合、ペット不可の物件でも比較的飼育許可を得やすいです。
●熱帯魚
●爬虫類や虫(毒や凶暴性をもたないもの)
●鳥類
●ハムスター
これらの動物の共通点は、鳴き声が少なく、ケージや水槽で飼える小動物であることです。
しかし、動物の種類に関わらず、入居前に必ず大家さんの許可をとり、飼育ルールの確認をしておきましょう。
飼育の許可をとる場合には、賃貸借契約書に目をとおした上で相談することをおすすめします。
賃貸借契約書の「禁止事項」や「制限事項」に、ペットの飼育について記載されていることがあります。
もし黙ってペットを飼ってしまった場合、罰金や強制退去を命じられることがあります。
まとめ
ペット不可の賃貸物件でペットを飼いたい場合は、動物の種類に関わらず、大家さんから飼育許可を得る必要があります。
飼育許可を得る際は、金銭的な交渉だけでなく、動物の害のなさをアピールすることがポイントです。
大切なペットを手放すことにならないためにも、事前に大家さんに相談し、納得してもらうようにしましょう。
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