通常、賃貸住宅は家具なしの物件が多いですが、あらかじめ家具が備え付けられた「家具付き賃貸住宅」の物件もあります。
家具や家電が備わっていることにより、なにかと物入りな引っ越し時に、初期費用をおさえられるなど、うれしいメリットですね。
この記事では、メリットとデメリットの解説や、物件の選び方や住むのに向いている人の特徴などをご紹介します。
便利で魅力が多い家具付き賃貸住宅のメリットとデメリット

<家具付き賃貸住宅のメリット>
家具付き賃貸住宅は、通常の家具なし物件にはないメリットがあります。
家具付き賃貸住宅は、やはり初期費用をおさえられることが、最も大きなメリットといえるでしょう。
さらに使い勝手の良さもメリットです。
家具なしの場合は荷物を運び入れて設置、あるいは購入した家具が届くまでに時間を要しますが、家具付き賃貸住宅ならすぐに新生活をスタートできます。
つまり、家具付き賃貸住宅は、家具を選ぶところからはじまり、買って、搬入し設置するまでの手間が、すべて省略できます。
<家具付き賃貸住宅のデメリット>
新築をのぞき、家具付き賃貸住宅は、一度は誰かが使った家具となることがデメリットです。
住人の入れ替わりが多かった物件では、その度に、借手が変わって長期間使用しています。
また、あらかじめ決まった家具や家電が設置しているため、当然ながら自分の好みやライフスタイルに合わない場合があるのも、デメリットです。
すべての家具と家電が望むものとは限らず、ものによっては自分で用意する必要があるのも注意点ですね。
家具付き賃貸住宅の選び方とメリットを体感しやすい人の特徴
<家具付き賃貸住宅の選び方>
家具付き賃貸住宅を探すなら、物件の検索ができる不動産情報のポータルサイトなどを活用するのが、効率よい選び方といえそうです。
最寄り駅や面積、築年数などともに、検索条件で「家具付き」の設定をすれば、一度に比較検討できますし、気になる物件が見つかればそのまま内見予約に進むこともできますね。
また、周辺の類似物件も検索してみて、家具なしの物件はどれくらい価格差があるかを調べるのも参考になるでしょう。
もちろん、信頼できる不動産会社をみつけ、プロである担当者に直接、物件を案内してもらう選び方もおすすめです。
<家具付き賃貸住宅の利用が向いている人>
家具付き賃貸住宅ならではのメリットからも、利用に向いている人の特徴があります。
まずは、2年以内の短期で住む予定の方におすすめです。
家具と家電を用意されているため、インテリアに対するこだわりがなく、それよりも初期費用をおさえてリーズナブルに新生活をはじめたい方にもおすすめです。
まとめ
自宅となる賃貸住宅のお部屋に、自分らしい空間を求める方も少なくないでしょう。
そのため、家具や家電の機能性だけでなく、インテリアのセンスなども気になるかもしれませんね。
近年では、デザイナーがコーディネートした住空間がメリットになった物件も増えていますので、ぜひ情報を多くもつ不動産会社にもご相談いただき、理想の物件をお探しください。







