賃貸にお住まいの人のなかには、うっかり鍵をなくしてしまうケースも少なくありません。
鍵の紛失は自宅に入れないことに加えて、大家さんからの借り物をなくしたことにもなるため、慎重に対処しなければなりません。
費用の相場や負担者なども気になるところでしょう。
今回は、賃貸で鍵をなくしたときの対処法と費用についてご紹介します。
賃貸で鍵を紛失したときの対処法をご紹介!
賃貸物件の鍵をなくしたときはどうしてもパニックを起こしがちですが、まずは落ち着いて以下の手順で対処しましょう。
●1日の行動を振り返る
●警察に遺失届を提出する
●大家さんに状況を伝える
●鍵屋に連絡する
まず、1日の行動を時系列で振り返りましょう。
最後に鍵を見たのはいつなのか、鍵はどこにしまったのかなどを順番にたどっていきます。
どこかに立ち寄った場所があれば、その場所に置き忘れた可能性も考えられるので、連絡ができれば手当り次第探ってみてください。
それでも心当たりがなければ、鍵を悪用される前に警察や交番で遺失届を出しましょう。
運が良ければすでに届いているか、もしくは後から届くことも考えられます。
すぐに行くのが難しければ、電話して状況を伝えると遺失届として受理してもらえることもあるので、まずは連絡してみましょう。
遺失届の提出が済んだら、次は大家さんか管理会社に紛失した旨を伝えてください。
大家さんが合鍵を持ってきて開けてくれるか、提携する鍵業者を紹介してくれるなどの指示を出してくれます。
大家さんからの指示を待たずに鍵業者に作業を依頼すると、トラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。
鍵の交換や合鍵の作製は、賃貸物件に無断で手を加えることになるため、契約違反に該当する可能性が出てくるからです。
賃貸物件の鍵を紛失したときにかかる費用はだれが負担する?
紛失の際に鍵開けや鍵交換の費用は、借主が負担するのが一般的です。
無料で鍵を開けてくれるサービスがついた賃貸物件もあるので、大家さんに聞いてみましょう。
鍵の構造にもよりますが、鍵開けの相場は5,000円~10,000円程度で、鍵の複製には500円~5,000円程度かかります。
深夜料金や交通費がかかる場合もあるため、依頼する前にオプション料金の詳細を調べておくことも重要です。
警察に遺失届を提出しても鍵が見つからない場合は、誰かが鍵を拾って犯罪につながることを防ぐために鍵を交換したほうがいいでしょう。
鍵交換の費用相場は鍵の種類によって異なりますが、10,000円~100,000円近くかかる場合もあります。
必ず見積もりを依頼して金額を確かめてから、作業を依頼しましょう。







