公園は住宅街の近くに位置することが多く、木々や花などの緑を与えてくれるほか、地域住民の憩いの場としても重要な施設です。
では住まい選びの際に、近くに公園あるとどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
今回は、公園の近くにある住まいを持ったり、部屋を借りたりする際のメリットとデメリット、注意点などについてご紹介します。
公園横の家での暮らしは快適?メリットを紹介
公園とは、近隣住民の憩いまたは遊びを楽しむために公開された場所のことです。
遊具や歴史的な建築物が設置される、庭園として整備されているなど、その形態はさまざまですが、一般的には市街地の一区画に草木が植えられた広場としての役割を果たしています。
公園が住まいの横にあることで、気軽に散歩ができる、お子さんのいる家庭では遊具で遊ぶことができるなど、身近な活動の場を得るというメリットがあります。
加えて、季節の花が咲いている、木や池、噴水などが整備され、自然のある景色に癒されるという点も大きなメリットの一つです。
また住宅や集合住宅が密集している地域では、公園が真横にあることで日当たりの良さや風通しの良さが確保でき、ほかのビルやマンションからの視線が気になることもありません。
さらに、災害時には避難場所として機能する、人通りがあるため空き巣などの防犯対策にもつながる、など暮らしの安全性を高めるメリットもあります。
公園横に家をもって後悔する例も?デメリットとは
公園では日中子どもたちが大きな声を出して遊ぶケースが多く、大きな声や音が気になってしまい悩まされるケースが少なくありません。
遊ぶ子どもたちの年齢や人数、時間帯などは公園の広さや遊具の数などにもよりますが、保護者と子どもたちの声が気になってしまう、学生のたまり場になっている、ベランダに出づらいなどといった点が、公園の横に住む際気を付けたいデメリットです。
もし公園横の物件を検討している場合は、午後の温かい時間や夕方など、人が集まる時間帯に一度訪れ、公園の状態を確認しておくと住みはじめてからのイメージがつきやすいでしょう。
加えて、ペットの散歩をしている人のなかにマナーの悪い飼い主はいないか、公衆トイレから悪臭がないか、夜間に不良がたまり場にしていないかなどを併せて確認しておくことをおすすめします。
快適な暮らしのためにも、周辺の住人に話を聞いておく、実際に暮らしてから問題がないかどうか事前に検討しておくことが重要です。







