ひとり暮らしをする女性の方は、お部屋探しの第一条件として「治安のよさ」を挙げる方も多いですよね。
そんな方に実はおすすめなのが、学校近くの物件です。
小さなお子さんのいる家庭に便利と人気のエリアですが、その他にもおすすめポイントがいっぱい。
今回は、学校の近くに住むことのメリットや、注意点についてご紹介します。
学校が近くにある賃貸物件で暮らすメリット
住まいの近くに学校があると、どんなメリットがあるのかを具体的にご説明しましょう。
まず、学校の近くはファミリー層が多く住んでおり、日中はとても明るい雰囲気が漂っています。
お巡りさんや警備員・PTA・地域ボランティアの方々がパトロールをしていることも多く、常に人の目が行き届いているエリア。
つまり、治安がいいというのが大きな魅力です。
また、学校などの施設は災害時の一次避難場所に指定されているところがほとんどです。
もし大きな災害が起きて自宅では暮らせなくなったときも、すみやかに避難することができます。
女性の一人暮らしなど、安心して住める場所を探している方には最適の場所といえるでしょう。
もちろん、学校近くの物件はお子さんのいる世帯にもおすすめ。
登下校の時間が短いため、その分事故や犯罪に巻き込まれる可能性が低くなります。
また、朝もゆっくり過ごすことができるため、家族との時間がとりやすいというメリットも。
両親が夜遅くまで働くことの多い家庭でも、毎日必ず顔を合わせることができるでしょう。
さらに、家族が学校の行事に参加するのにも便利です。
運動会などの一日がかりのイベントも、一度自宅に戻って休憩することもできますね。
学校近くの賃貸物件に住むデメリットと注意したいこと
学校の近くで一番懸念されるのが、騒音の問題です。
児童生徒が休み時間に遊ぶ声や、音楽の授業・校内放送・行事練習中の声などは、静かに過ごしたい方にとって我慢できない場合もあります。
特に夜勤などで日中に睡眠をとることが多い方は要注意。
気に入った物件の近くに学校がある場合、必ず平日の日中に何度か足を運んでみてください。
窓を閉めた状態と開けた状態の両方で、音量をチェックしましょう。
また、騒音と同じくらい悩まされていることが多いのが、グラウンドの砂ぼこりです。
都心部では人工ゴムを使った校庭を採用している学校もあるようですが、まだほとんどの学校が土のグラウンド。
そのため、車や洗濯ものが汚れてしまったり、場合によっては砂が室内に侵入したりするおそれもあります。
庭やベランダに洗濯物を干せなかったり、掃除の手間が増えたりしてしまうでしょう。
特に1階~3階くらいまでに住む場合は要注意。
可能であれば、気になっている物件の周辺に住んでいる人に聞いてみるのも手です。







