一人暮らしの学生や若手の社会人のなかには、複数人でルームシェアをして家賃や光熱費を節約したいと考える人もいるでしょう。
気の合う友人とルームシェアをすれば、ホームシックになることもなく、お互いに助け合ったり情報共有ができたりするメリットもあります。
今回は、賃貸物件を3人でシェアして暮らす場合について解説します。
賃貸物件を3人でルームシェアをするのにおすすめの間取りは?
友人3人でルームシェアをしたい場合、3人それぞれのプライベート空間は確保したいところです。
個室を3部屋確保できる間取りがいいので、3DKもしくは3LDKの物件を探すのが現実的でしょう。
3DKはそれぞれの個室のほかに6~10畳ほどのダイニングキッチンがある間取りになり、3人がダイニングに揃うとやや手狭に感じるかもしれません。
3LDKはリビングダイニングキッチンが10畳以上になるので、3人が揃って食事や団らんに使用するのであれば、3LDKのほうが快適に暮らせるでしょう。
3LDKの物件は3DKの物件に比べて広いだけではなく、比較的新しい物件の場合が多いので、家賃も総じて高めになります。
ルームシェアをする3人の生活スタイルや家賃に出せる金額などに応じて、よく話し合って決めていきましょう。
賃貸物件を3人でルームシェアをするときの注意点は?
家賃を節約しながら、広い物件に住める友人とのルームシェアを一度試してみたい人も多いのではないでしょうか。
ここではルームシェアを考えるときに知っておきたい注意点について見ていきます。
条件に合う物件が少ない
3人それぞれに同程度の広さの個室がとれ、間取りや設備、家賃についても全員が納得できる賃貸物件を見つけるのはなかなか難しいでしょう。
入居審査が通らないことがある
ルームシェアは家族と暮らす場合に比べて些細なトラブルで同居を解消するケースがあるため、入居審査が厳しい傾向があります。
入居者全員と契約を結ぶ「共同名義」にすると、大家さんは家賃滞納分を回収しやすいので、共同名義での契約を考えてみてもいいでしょう。
また近隣の騒音などへの影響から、友人同士での入居を嫌がる大家さんもいます。
金銭面のトラブルが発生しやすい
一緒に暮らすとなると、家具家電など大きな出費から生活費や食費なども含めてさまざまなお金がかかります。
お金の貸し借りも増えるぶん、最初にルール決めをおこなわないと、友人同士でも金銭トラブルになってしまうでしょう。
同居を解消するにも時間が必要
ルームシェアを解消したい場合も相手がいる話なので、自分の都合だけで部屋の契約を解消するわけにはいきません。
数か月前から相談をして、同居の友人に新たに物件探しをしてもらうか、新しいルームメイトを見つけてもらわなければならないでしょう。







