そんなに不便な場所でもないのに、いざ賃貸物件に入居してみたら、家のなかに携帯の電波が悪い場所があるということは、稀に起こる現象のようです。
しかし、生活するうえで携帯電話が使えないのはとても不便なことです。
今回は、家のなかで電波が入らない場合の原因はどこにあるのか、それに対処する方法はあるのかご説明します。
賃貸物件に住んでいて家のなかで電波が悪い場合に考えられる原因とは?
家のなかで携帯電話の電波が悪い原因はいくつか考えられますが、建物の構造上、電波が届きにくいというのはよくある原因のひとつです。
とくに鉄筋コンクリート造のマンションなどは、内部の鉄筋が網目状に組まれているため、電波を通しにくいと言われています。
これは金属が電波を通しにくいために起こるもので、電波の通りやすさだけで言えば、鉄筋コンクリート造の住宅より木造住宅のほうが良いと言えます。
建物の構造によって家のなかの電波が悪いのかどうかを確認するには、一度バルコニーなどに出て電波の状況を確かめてみましょう。
バルコニーでも電波が悪い場合は、構造上の問題ではなく、そもそも賃貸物件が位置するエリアの電波が悪いと考えられます。
また、いつもは普通に携帯電話が使えるところで突然電波が悪くなったという場合は、一時的な電波の不具合や通信障害という可能性が考えられます。
その場合は少し様子をみてから、再度電波の状況を確認してみると良いでしょう。
賃貸物件で電波が悪いことがわかった場合どのような対処法がある?
家のなかでだけ電波が悪いことが判明した場合、対象法はいくつかあります。
手軽な方法は窓を開けるか、窓に近づいてスマホを使うという方法です。
電波は窓から入ってきますので、一度試してみると良いでしょう。
もっとしっかり対処したい方で、ご自身の携帯電話を契約しているのが、大手の通信キャリアの場合は「フェムトセル」という電波の改善ツールを無料でレンタルできます。
これは小型の基地局のようなものですので、設置することで電波の改善効果が見込めます。
ただし、格安スマホでは使用できなかったり、屋外の電波の状況によっては改善されなかったりすることもありますし、月々の電気料金はかかってきますので注意が必要です。







