賃貸物件に住むなら、できるだけ快適な空間で落ち着いて生活したいと考える方が多いのではないでしょうか。
借りている物件で頻繁に虫が出てしまったらがっかりしてしまいますし、虫嫌いの方はとくに苦痛を感じるでしょう。
今回は賃貸物件に住むことをお考えの方向けに、虫が出やすい物件の見分け方や対策を説明します。
虫が出やすい賃貸物件の部屋と出にくい部屋の見分け方
虫が出やすい部屋と出にくい部屋の見分け方は難しくありません。
基本的に、虫は暗い場所やじめじめとした場所、食べ物がある場所を好みます。
ですから、そういった環境では虫が集まりやすく、正反対の環境であれば虫が寄ってきにくいのです。
それぞれの特徴を詳しく説明します。
虫が出やすい部屋の特徴とは以下のとおりです。
●木造
●1階などの低層階に位置する
●日があまり当たらず、じめじめとしている
●飲食店などのお店や公園などの緑や水場が近い
木造は隙間ができやすいため、外から虫が侵入しやすくなりますし、低層階は窓やドアの隙間などから虫が入りやすいです。
また、日当たりが悪かったり、周辺に公園があって木や水辺があったりする環境では、虫の数が多くなります。
周辺に生息する虫の数が多くなると、部屋に侵入する虫の数も必然的に多くなるのです。
周辺にごみ屋敷などがある場合も、ごみを食料とする虫が発生しやすくなってしまいます。
反対に、虫が出にくい部屋の特徴は以下のとおりです。
●コンクリート造
●高層階に位置する
●日が良く当たる
コンクリート造のマンションなら、隙間が少ないので虫の侵入はある程度抑えられますし、高層階には虫はあまり上がってこられません。
日当たりが良いと虫が生活しにくいため、やはり虫の数は少なめです。
ただし、隙間が少ない建物であっても虫はどこからか発生します。
何の虫かはだいたい決まっていて、ゴキブリ・ハエ・蚊が多いです。
賃貸物件でできる虫ごとの防虫対策!ゴキブリ・ハエ・蚊の発生を防ぐ方法
賃貸物件に入居してすぐに取り組める、虫ごとの対処法をご紹介します。
まず、ゴキブリには、置き型の駆除剤をいくつか設置し、巣ごと駆除するのが効果的です。
排水口や通気口から入ってくることもあるため、ネットを張って防ぐと良いでしょう。
次に、ハエは生ごみから発生するため、ごみはすぐに捨て、こまめに掃除して発生を防ぐことが大切です。
すでに発生してしまったハエは、殺虫剤などで駆除してください。
最後に、蚊はほんのすこしのたまり水で発生してしまうため、できるだけ水を溜めないようにしましょう。
虫よけスプレーしたり、置き型の虫よけを設置したりすることも効果が期待できます。







