吸っている本人は気付かなくとも、タバコのにおいは部屋に残ります。
愛煙家であれば、退去時に多額のクリーニング費用を請求されないか不安になりますよね。
この記事では、賃貸物件で喫煙することで部屋に出る影響と、具体的な対策方法をまとめています。
愛煙家ご本人、家族に喫煙者がいるという方はぜひ参考にしてください。
賃貸物件で喫煙するとどうなる?
賃貸物件で気にせず喫煙していると、退去時に思わぬ修繕費を請求されてしまいかねません。
賃貸物件には、原状回復をめぐるトラブルとガイドラインがあります。
入居者は、部屋を退去する際、借りたときの状態に部屋を戻す必要があるのです。
室内でタバコを吸うと、においや汚れが部屋全体に付着します。
天井や壁紙、備え付けの家具や家電にはうっすらと黄色いシミが付くでしょう。
とくに布製品に残るにおいは深刻です。
つまり、室内でタバコを吸ってしまうと退去時に何らかのクリーニング費用が発生してしまう可能性が高いのです。
当然、預けた敷金はクリーニング費用と相殺され返ってきません。
あまりにもにおい移りや汚れがひどいと別途クリーニング費用を請求される場合もあるので注意が必要です。
ただし、喫煙者であっても、すべての原状回復費用が請求されないケースもあります。
たとえば、10年以上住み部屋自体が経年劣化を起こしている場合です。
クロスや家具などは10年もすれば自然に劣化し、汚れが取れなかったり日光によって黄ばんだりしていきます。
なお、契約時の約款に原状回復の責任が記載されています。
タバコを嗜む方は入念に確認してください。
賃貸物件に暮らす喫煙者が退去時に困らないための対策方法
基本的に、タバコによって付いたにおいや汚れは借主が責任を持って原状回復する必要があります。
喫煙者は普段から部屋ににおいやヤニが付着しないよう対策しましょう。
まず、室内でタバコを吸うなら窓の外に向かうか、換気扇の下で吸うようにしてください。
この方法でも部屋のなかににおいは付きますが、何も対策を講じないケースよりは軽減されるでしょう。
ベランダに出て吸うのも手段の一つですが、煙が風に流されて隣家に届いてしまうこともあるので注意が必要です。
また、吸わない人にとってタバコのにおいは不快なものなので、場合によっては隣人や同居人などとトラブルに発展しかねません。
部屋のなかで吸うのであれば空気清浄機を設置し、こまめな空気の入れ替えと掃除を徹底しましょう。
まとめ
喫煙者が賃貸物件に住むとどうなるか、注意点について解説しました。
愛煙家にとって心地よい香りであっても、非喫煙者にとってタバコのにおいは非常に気になるものです。
トラブルにならぬよう、タバコの汚れとにおい対策は入居前にしっかり考えておきましょう。
株式会社依田不動産では、横浜市鶴見区の賃貸物件を取り扱っております。
お引っ越しをご検討でしたら、ぜひお任せください!
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓







