賃貸物件を選ぶ際は、外からの音が響きやすい環境かどうかも重要なポイントです。
車通りの多い道路に面していたり、工事の多い地域だったりする場合は部屋自体の防音対策についてもチェックしておくことが大切です。
そこで今回は、防音対策におすすめな二重サッシの特徴、メリットとデメリットについてご紹介します。
賃貸物件の防音に最適な二重サッシとは何?
二重サッシとは、サッシが2枚重なっている窓のことを指します。
サッシとは窓枠に使われる建材を指しますが、二重サッシはガラス部分も含めて二重になっていることが特徴です。
サッシ自体が2枚重なっているため、換気をしたり外に出たりする場合は窓を2回開け閉めしなければなりません。
二重サッシと似ているものとして、複層ガラスがあります。
複層ガラスは1組の窓枠にガラスが2枚はめこまれているタイプで、二重サッシと間違わないように注意が必要です。
二重サッシ付きの賃貸物件を希望している方はガラスが2枚重なっているのか、サッシ自体が2枚重なっているのかを契約前に確認しておきましょう。
防音に最適な二重サッシ付き賃貸物件のメリットとデメリット
二重サッシ最大のメリットは、外からの音が室内に響きにくい点です。
車や人通りの多い道路に面していたり、飛行場が近かったりする場合の防音対策としてよく活用されています。
ほかにも、工事現場からの音が響きにくく、小さい子どもがいる家庭や在宅ワークをしている方や、音に敏感でストレスを感じやすい方におすすめです。
繁華街にある賃貸物件の場合、人の話し声が室内に響きにくくなる点もメリットでしょう。
また、断熱効果がある点もうれしいポイントです。
サッシとガラスが2枚重なっているため、外気の影響を受けにくいです。
室内の気温が変わりにくいとエアコンも効率的に使えるため、電気代の高騰を防ぐ効果も期待できます。
さらに、結露ができにくかったり防犯対策になったりする点でも人気です。
一方、二重サッシ付きの賃貸物件は、初期費用や家賃などが高めに設定されやすい点に注意が必要です。
引っ越し費用を節約したい方、毎月の固定費を抑えたい方は二重サッシが付いていない賃貸物件と比較してみましょう。
また、窓掃除や開け閉めの手間が増えるため、掃除が苦手な方や、ベランダへの出入りが多い方には向いていない可能性があります。
入居してから後悔しないためにも、二重サッシのデメリットを苦に感じないかどうかを、自分の生活スタイルをふまえて検討してみるのがおすすめです。
まとめ
二重サッシは、外からの防音対策に最適な設備として人気があります。
ただし掃除や開閉の手間がかかるなどメリットとデメリットが混在しているため、自分の生活に必要かどうかを慎重に検討してみることが大切です。
株式会社依田不動産では、横浜市・鶴見区周辺の賃貸物件を多数ご紹介しております。
上記エリアでお部屋探しをするなら、お気軽に弊社までお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓







