賃貸物件で一人暮らしするとき、部屋のスペースに限りがあるので、家電を厳選することが大切です。
家電を大量に購入すると、部屋が狭くなるのみならず、別の賃貸物件に引っ越すときに負担が増えます。
そこで、賃貸で一人暮らしする人に向けて、「必要なもの」と「あると便利なもの」に分けて解説します。

賃貸の一人暮らしで必要な家電
冷蔵庫は、食材を保管する、飲料を冷やすなど、生活のために不可欠な家電です。
自炊する人は、食材をまとめて冷蔵・冷凍しますので、150Lほどの2ドアタイプがちょうどいいでしょう。
自炊しない人は、飲料の冷却がメインとなるため、50Lほどの1ドアタイプで十分かもしれません。
コインランドリーを使用しない人は、洗濯機も必要な家電です。
一人暮らしの人は、洗濯物の量はそれほど多くないため、小型のコンパクトモデルで十分かもしれません。
近隣の人と騒音トラブルになりやすいので、回転音が小さいものを選ぶこともポイントです。
掃除機は、一人暮らしの人ならコードレススティックタイプを選ぶといいでしょう。
コードレススティックはコンパクトに収納できるため、ワンルームの賃貸物件であっても置き場に困りません。
電子レンジは、お弁当や残り物を温めるなど一人暮らしの必須家電です。
加熱機能だけで十分ですが、料理が好きな人はオーブン機能付きを選んでもいいかもしれませんね。
賃貸の一人暮らしで便利な家電
自炊をしなくてもお米を炊く人は多いため、炊飯器はあると便利な家電のひとつです。
炊飯器は、炊きあがりにこだわる高性能タイプやさまざまな料理が作れる多機能タイプなど種類が豊富です。
ただ、一人暮らしをしている人が、サイズが大きな高性能タイプを買うと、少量のお米が上手く炊けないので不便です。
そこで、半合から炊ける小型タイプの炊飯器を選んだほうが使い勝手がいいかもしれません。
また、コーヒーやカップラーメンをつくるときに便利なのが電気ケトルです。
電気ポットとは異なり、電気ケトルには保温機能がついていません。
しかし、一人暮らしの場合、沸かしてすぐに使うことが多いため問題ないでしょう。
また、電気ケトルのほうがコンパクトで価格も安いため、収納やコスパ面でも一人暮らし向きです。
女性のなかには、ドライヤーの必要性が高い人もいるでしょう。
ドライヤーは、自分の髪質に合わせて機能や風量などを選ぶことが大切です。
風量が強いドライヤーであれば、髪を早く乾かせるなど利便性が高いことは確かです。
しかし、一人暮らし向けの賃貸物件は、洗面台のコンセントのワット数が決まっていることが多く、使用場所に制約がでがちです。
使い勝手を重視するなら、標準的な風量のコンパクトサイズのほうがいいかもしれません。
まとめ
賃貸で一人暮らしをはじめるとき、家具や家電をそろえるのにお金がかかります。
そのため、自分の予算や必要性を踏まえ、「必要なもの」と「あると便利なもの」を区別しながら優先順位を決めることがポイントです。







