新しい物件への転居をお考えの方のなかには、IT重説をご検討中の方も多くいるでしょう。
オンライン上でも問題なく不動産契約をおこなうには、そもそもIT重説とはどのようにおこなわれるのか、事前によく理解しておくことが大切です。
今回は、不動産契約におけるIT重説について、やり方や注意点などご紹介します。
IT重説とはなにか
IT重説とはそもそもなんのことを指すのか、まだあまり理解していない方も多くいるでしょう。
IT重説とは、賃貸物件などの物件の契約時における重要事項説明を、IT技術を使ってオンラインでおこなうことです。
そのため、お手持ちのパソコンや携帯電話などを使って、不動産取引を締結することを指します。
従来の契約では、不動産に関する重要事項説明は、対面でおこなうことが基本とされていました。
しかし近年では、IT技術の普及にともない、IT重説をおこなう物件が増えているのが事実です。
2017年よりスタートしたIT重説ですが、近年はコロナ禍の影響が大きく、オンライン上で取引が終了する物件も増えてきています。
IT重説のやり方
IT重説のやり方としては、主に5つの段階にわけて手続きを進めることがポイントです。
まずは、家の通信環境を整え、ビデオ会議ができるようにしておく必要があります。
会議ができる環境が整ったら、実際にIT重説をおこなう前日までに、説明に関する必要書類を必ず受け取り、よく確認しておきましょう。
書類の確認が終わったら、ビデオ会議で重要事項説明を受けます。
説明に問題がなければ、説明に関する一連の書類を契約者が返送し、契約を締結します。
契約締結後、鍵の引き渡しなどの手続きがおこなわれ、IT重説は完了となります。
IT重説における注意点
IT重説における注意点としては、主に3つが挙げられます。
1つ目は、通信環境を万全に整えておくことです。
通信環境が整っていないと、会議中の音声が途切れてしまったり、十分な説明が受けられず、手続きを進めることが難しくなったりしてしまうため注意しましょう。
2つ目は、書類の確認を十分におこなうことです。
こちらは対面の場合も同様ですが、不動産に関する重要事項説明は、説明前にきちんと確認し、疑問点などをあらかじめまとめておくことが大切になります。
そして3つ目は、質問をして疑問点を解消しておくことです。
重要事項説明で生じた疑問をそのままにしてしまうと、後から思いもよらないトラブルに発展してしまう可能性も少なくありません。
IT重説においても、契約前にきちんと疑問点を解消して、問題なく契約手続きをおこなえるようにしましょう。
まとめ
今回は、不動産契約におけるIT重説について、やり方や注意点をご紹介しました。
これからIT重説を用いた契約をされる際には、事前にこれらのポイントを確認しておくことが大切です。
ご紹介したポイントを踏まえて、不動産契約の際のご参考にしてみてください。
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