
室内空間の質は、健康的な暮らしを送るために欠かせない要素です。
とくに、賃貸物件を選ぶ際には、目に見えないリスクにも目を向ける必要があります。
本記事では、シックハウス症候群の意味や自分でおこなえる対策、さらに発症リスクの低い部屋の選び方について解説いたします。
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シックハウス症候群とは
シックハウス症候群とは、室内の空気中に含まれる、化学物質やアレルゲンが原因で起こる健康被害のことです。
その主な原因としては、建材や家具に含まれるホルムアルデヒドやトルエン、キシレンといった揮発性有機化合物が挙げられます。
これらの物質は、接着剤や防腐剤などに使用されており、新築やリフォーム直後の住宅で見られることが多いです。
また、カビやダニ、ハウスダストなどのアレルゲンも室内にとどまりやすく、目のかゆみや頭痛、のどの痛みなどの症状を引き起こすことがあります。
日本では、厚生労働省が指針値を設けていますが、化学物質に敏感な体質の方では、指針値以下でも反応することがあります。
とくに、小さな子どもや高齢者は影響を受けやすいため、注意が必要です。
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シックハウス症候群の対策
室内環境を整えることで、シックハウス症候群の症状を軽減することが可能です。
基本的な対策は、こまめな換気をおこなうことです。
とくに、窓を対角線上に開けることで、効率よく空気を入れ替えることができます。
さらに、太陽光には除湿と殺菌の効果があるため、布団やカーペットを天日干しすることで、ダニやカビの繁殖を防げます。
また、エアコン内部に発生したカビが空気中に広がると、症状を悪化させるため、定期的なフィルター掃除や内部洗浄をおこなうことも大切です。
くわえて、室内の湿度を40~60%に保つことで、アレルゲンの増加を抑える効果も期待できます。
これらの対策を日常的に取り入れることで、快適な住環境を維持しやすくなります。
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シックハウス症候群が起きにくい部屋選び
部屋選びの段階から、シックハウス症候群のリスクを減らすことも可能です。
まず注目すべきは、2003年以降に建てられた建物かどうかです。
この年に建築基準法が改正され、ホルムアルデヒドなどの使用制限が設けられました。
次に、24時間換気システムが設置されているかどうかも確認しましょう。
高気密の住宅では、空気の循環が悪くなりがちですが、こうした設備があれば、室内の空気が自動的に入れ替わるため安心です。
さらに、物件によっては、室内の空気環境を測定できる、シックハウス診断士による検査を依頼することも可能です。
契約前に専門家の意見を取り入れることで、より信頼性の高い物件選びが実現します。
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まとめ
シックハウス症候群は、建材やアレルゲンによる空気汚染が原因で、健康に影響を与える症状です。
換気や日光、エアコンの手入れなどを通じて、室内環境を整えることが症状の軽減につながります。
2003年以降の建築物や換気設備の確認、専門家の診断を活用することで、リスクの少ない賃貸物件選びが可能になります。
横浜市・鶴見区で賃貸物件をお探しの方は、株式会社依田不動産へ。
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株式会社依田不動産
横浜市鶴見区に根差した地域密着型の姿勢を大切にし、親身な対応と誠実な提案を信条としています。
住まいは人生の基盤であるという考えのもと、お客様一人ひとりの声に丁寧に耳を傾け、最適な住まいの提案と安心の管理体制を整えております。
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